2009年11月19日木曜日

11月19日~コンサバ~

 電車の中で「刑法入門」を読む。これまで民法や会社法中心の法律学習だったのだが、刑事事件の手続きや意義などを検討していくと、民事紛争とは異なる側面が見えてこれがまた面白い。倫理とは実はあまり関係がなく「利益をそこなう」という観点から刑事事件を扱う考え方が強くなってきているというが、多様な価値観があるなかで、ひとつの倫理観で人間の行為を「犯罪かそうでないか」を判断するのはリスキーだからであろう。

 と、いいつつ自分自身はきわめてコンサバに生きているのを自覚しており、まじめに会社にいき、まじめに働き、まじめに若い人を励ますという役割へ。励まされてきたから今度は励ます順序だろう…ということもあるが、自分自身でやってきたなかで「よかったこと」は後に伝えていきたいというのもある。とはいえまだまだ自分自身が「進化」していくのをあきらめたわけではない。自分も発展しつつ、ほかの人にもシェアできる部分はシェアしていこうという考え方になってきたわけだが、これってある意味ではやはりコンサバっていうことになるのだろう…。

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