2008年11月9日日曜日

11月9日~双曲線割引~


 非常に面倒だが人間はいくら合理的に行動しようとしていても、遠くの不幸は過小に評価し、近くの幸せは過大評価することで合理的な意思決定が阻害される。たとえば実は住宅ローンのゆとり償還がそれにあたるのかもしれない。目の前のマイホームは過大評価され、将来最長35年間の住宅ローンは実際の割引現在価値以下に過小評価する性向があるのかもしれない。公定歩合は0・2パーセント下がったと入ってもゼロ金利状態よりは高い金利を支払う必要性があるので、月々の利払いで生活そのものが追われていく…。excelでほんの少し計算すれば数年先の月々の支払額はある程度わかるはずだし、それほど収入があがるわけでもない…といった前提は、都合のいい部分だけしか将来予測には用いられない…。あ、でもこれは目の前の甘いものと将来的なダイエットなどそのほかの分野でも同じことがいえるのかもしれないが…。

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