雇用者を増加させよ…というのは連合などの主張だが、その主張どおりに雇用者数を増加させ、しかし企業の売上高が変化しない場合もしくは減少した場合には、日本型雇用方式の場合には、当然全員平等に賃金が下がるということになる。はたして理念として雇用者を増加させよ、しかし売上高が伸びなくてもベースアップをせよ…という矛盾した主張が実現可能かどうか。おそらく既存の雇用者も含めての賃金カットに応じる覚悟がなければなかなか難しい面がある。逆に言うと、「自分の労働分配率が減少してでも雇用者数を増加させよ」というセットの論理でないと、企業側もなかなか設備投資に踏み切ることができないということになるが…。
2008年12月17日水曜日
12月17日~需要と供給のバランス~
雇用者を増加させよ…というのは連合などの主張だが、その主張どおりに雇用者数を増加させ、しかし企業の売上高が変化しない場合もしくは減少した場合には、日本型雇用方式の場合には、当然全員平等に賃金が下がるということになる。はたして理念として雇用者を増加させよ、しかし売上高が伸びなくてもベースアップをせよ…という矛盾した主張が実現可能かどうか。おそらく既存の雇用者も含めての賃金カットに応じる覚悟がなければなかなか難しい面がある。逆に言うと、「自分の労働分配率が減少してでも雇用者数を増加させよ」というセットの論理でないと、企業側もなかなか設備投資に踏み切ることができないということになるが…。
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