2008年12月21日日曜日
12月20日~5cmの向う岸~
昨日はひさかたぶりに「終電」をのがしてタクシー帰りだったせいもあり午前中はぼんやり。午後は休日出勤。晩御飯は「日高屋」で大好きなチャーハンと餃子で済ます。
侘しい毎日ではあるが、なぜかこの時期になると松任谷由実さんの名曲「5cmの向う岸」が聞きたくなる。ユーミンのファンはもちろんかなり多いと思うのだが、この曲は「時のないホテル」という「守ってあげたい」でユーミンが再び大ブレークする「ハザマの時期」に発表されたアルバムに収録されている曲でしかもなぜかベスト版などには収録されていないという不思議な曲。この曲が好きという方も多いのに…。
ituneなどでダウンロードすることも可能だが、やはり昭和の時代を感じさせるジャケットのCDをぜひ手にとって聞いて欲しい名曲だ。
後の「downtown boy」にも通じる恋愛の残酷な部分を切り取った歌詞だ。背が5cm低い「彼」に合わせて知らず知らずに猫背になっているという歌詞や、「若い頃には人目が大事…もっと大事なやさしさをなくしても…」という歌詞とメロディラインの部分で目頭が熱くなる。
「若い頃」というのが幾つなのかは具体的には歌詞には歌われていないのだけれど、「人目」よりも「大事なやさしさ」をなくしてしまうと…きっと年齢が30代・40代・50代…であっても、きっと後悔することになるのだと思う…。
師走の雑踏の中で仲の良さそうなカップルが買出しにでかけている場面に何組も出くわす。時代は変わり、80年代や90年代ほどには「背の高さ」というのは、「壁」にはならなくなったみたい。
今日は2組ほど女性のほうが男性よりも背が高いカップルを目撃した。クリスマスイブの前にそうしたカップルをみかえるとこの歌を思い出す。「大事なやさしさ」を忘れないカップルをみると、なんだかこの歌を思い出して、そして雑踏の中にいる私もなんだか幸せな気分になれる…。
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